森林景観の中に天守閣の計画 (1)

北杜市大泉町は、昔から住宅の最低開発規模が150坪以上と規制されているため、
森林景観が残っていて、移住者や別荘に人気が高いところです。
そんな中でも、森林景観に溶け込むような家造りをしている落ち着いた地域に、
ド==ンと、天守閣のある保養施設の計画がH28年10月ごろ漏れてきたのです。
図面と一緒に。 
その図面を見た住民は、みな目が点になりました! なぜこんな森林の中に天守閣!?
この天守閣計画に対して、住民の取り組みを、これから、その流れをお伝えします。
今回はその第一回。
話はそれますが、
この「計画が漏れてきた」という事実も、実は深い問題なのです。 
つまり、北杜市は、行政の下請け的な行政地区にのみこの計画を知らせて、
周囲の住民には、全く知せていないのです。
大泉町は、行政地区への非加入者が多く、住民の40%は非加入と言われています。 
これには、別荘は含まれていません。 新住民の多い地域では、非加入率はもっと高いはずです。
 
この天守閣計画がある行政地区の西側だけでも、7-80軒の家がありますが、地区への加入者は3軒のみ。
そんな状況でも、地区の意見だけを聞くという行政のやり方は、全く現実を無視したものなのです。
この旧態依然のやり方が、様々なところで問題を起こしているのも事実です。
話を戻します。
行政地区では、景観は個人の主観なので、景観破壊は想像できても反対できない、
更に、行政が言ってきたのだから、もう決まったも同然だ。 
だから建設に同意する意向とのことであった。 
北杜市では、行政から言われたことには、同意するのが当たり前という考えが強いのです。
ところが、県外からの移住者にとっては、まずなぜ? なぜ議論もしないで同意するの?となるから勇気づけられます。
今回も、地区からは、もう決まったも同然なので反対はできないと言われて、
周辺住民は、地区に加入していないと、全く意見を言う機会もないのかと暗澹たる気持ちになっていました。
しかし、行政に確認してみると、
「まだ申請もなく、何も決まっていない段階であり、
隣接住民の同意を貰ってくださいという状況である」ということがわかったのです。
自分たちの意見を伝える可能性があるとわかった周辺住民には、一塁の望みです。
まずは、説明を聞いて、皆で話しあいましょうという流れになり、 総合建設会社のM社から
隣接住民を中心に数人に説明がありました。 
計画を聞いて天守閣の高さなど、周囲の風景に合わない異様さが、一層明らかになっていきます。