八ヶ岳の森づくり ~本格的なチェーンソーの使い方と間伐の仕方

日時 :11月9日(日)

雨の予想を覆して、お昼頃には間伐した森に陽が差し込むんできました。
秋の森は紅葉も美しく、間伐も進み、充実した1日を森で楽しみました。


今回は、元気な森にするために欠かせない間伐の仕方と、
それに必要なチェーンソーの使い方に焦点をしぼりました。
雲行きの怪しい天候にもかからず、みなさん定刻前に集合の張り切りぶりで、
早速、整備を進めている森へ移動しました。


まずは、チェーンソーの仕組みや
チェーンの張り方などの説明を受けました。


チェーンソーを使う上で特に重要な目立て。
ゲージを使っての目立ての方法を全員で実習。
こわごわ刃に触りながらも、正しい目立て方を手に覚えこませました。


安全な持ち方や姿勢を学んでから、
いよいよチェーンソーを使っての実習。まずは玉切りから。
姿勢や木へに当て方、スロットの強弱のつけ方など、個人指導を受けました。


そして、いよいよメインイベントの間伐。
立ち木の伐採です。
林業家の小宮山さんから間伐すべき木の選び方、
倒す方向の見定め方、受け口と追い口のつけ方、
木が動き始めてからの退避の仕方などの講義と実演から始まりました。


小宮山さんが伐採しやすい木を選び、文字通り手取り足取りの
指導をしてくださったこともありますが、高さ20メートルを越すアカマツを
実際に伐採する…という得がたい体験。
この広大な八ヶ岳の森だからこそ出来ることだと思います。


火力の強いアカマツは焼き物には最適。
今回は陶芸家が薪窯用に利用することになりました。

間伐材を利用していただける方が増えれば、
この森づくりに一層の弾みがつきます。

最後の「挑戦者」が密集した木々の間の僅かな空間に
狙いどうり落とす見事な伐採を行い、全員の拍手のうちに
今回の森づくりを無事に終了しました。


15本の間伐で明るい森がまた広がりました。
きれいな森にできた充実感とほどよい疲労感のなか、
みんなでテントの片づけです。


晩秋の薄日が射し込む森の中、
春の下草刈りで残したムラサキシキブの紫色の実を見て、
元気で美しい森への予感が一段と高まりました。
春に、この森で、是非またお会いしましょう。