その他の景観活動

2018年 今年もよろしくお願いします。

2018年今年もよろしくお願いします。

新しいHPを作成しました。 今ご覧ものが新しいHPです。
アドレスは今までと同じです。

2014年以前の活動は、下記のHPをご覧下さい。
http://yatsu-keikan.sakura.ne.jp/old/

snowdrops

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森林景観の中に天守閣の計画 (3)

NPO法人 八ヶ岳南麓景観を考える会 で、景観の重要性と、企業の社会的責任(CSR)を
訴えた手紙を1月中旬に出したのですが、
この手紙が、周辺住民の景観に対する重要性、価値に対しての思いを後押しする役目を
果たしたようです。
周辺住民は、反対ではなく、ここに建てるなら、森林景観にあったものに、
そして、住民と心地良く、挨拶できる関係を築けるような建物にしてほしいという手紙を出すことにしました。
また、隣接住民ということに縛られず、範囲を広げて周辺住民の連名で出したのです。
その結果、M社から、天守閣を断念する旨の知らせが入ったのです。
そして、建物も、平屋にすると。
驚きの急展開でしたが、周辺住民は、とにかく、異様な建物は回避できたことに安堵しています。
これからも、どのように展開するか、報告していきます。
                              

森林景観の中に天守閣の計画 (2)

隣接住民の同意が必要ということがわかり、一抹の光が差して来たのですが、
この周辺に住むのは、新しく移住してきた新住民と別荘所有者ばかり。
だから、周辺住民は、お互い知ってるようで知らない状況でした。 
2ヶ月くらいすると、次第に、お互いの思いが確認できはじめ連帯感が生まれてきました。 
みんなが心配していたのは景観破壊と、生活環境の破壊です。
北杜市にも指導をお願いしたり、建設会社のM社に説明を求めたりしましたが、進展は見られません。
そこで、以前から相談もあったので、NPO法人八ヶ岳南麓景観を考える会では、
景観について価値を訴える手紙(下記)をM社に出すことにしました。

(前略)
景観は、地域全体で、及び個人個人の意識と努力の積み重ねで形作られていくもので、
地域みんなの財産です。あの地域は、森林を愛し、森林と共生する景観を大事にしている地域です。
 
そのような所に、xx社長のご趣味の天守閣のある社用保養施設は、あの地域の景観に合うとは到底思えません。
天守閣を誇示するには、樹木を伐採する必要があり、周辺住民の目に否応なく入ることになります。 
貴社の保養施設は、森林景観を破壊し、地域の落ち着いた樹木のある景観や生活環境に
多大な影響を及ぼすことが容易に想像でき、 ここに、天守閣のある施設の計画を撤回されるよう要望致します。
株式会社M様といえども、あの地域の景観を破壊する事は、今の時代許されることではなく、
また企業として、社会的責任(CSR)に反するものではないでしょうか。
八ヶ岳を訪れる貴社のみなさまが、地域の人達と心地良く挨拶できるような関係が望まれていると思います。
景観はみんなのものであり、地域の価値を決め、人々の心の拠り所であるということを、
真摯にご検討いただき、企業として相応しい決断をしていただけるよう切に願っております。
           NPO法人 八ヶ岳南麓景観を考える会

          
さて、どのような結果になるでしょうか。

森林景観の中に天守閣の計画 (1)

北杜市大泉町は、昔から住宅の最低開発規模が150坪以上と規制されているため、
森林景観が残っていて、移住者や別荘に人気が高いところです。
そんな中でも、森林景観に溶け込むような家造りをしている落ち着いた地域に、
ド==ンと、天守閣のある保養施設の計画がH28年10月ごろ漏れてきたのです。
図面と一緒に。 
その図面を見た住民は、みな目が点になりました! なぜこんな森林の中に天守閣!?
この天守閣計画に対して、住民の取り組みを、これから、その流れをお伝えします。
今回はその第一回。
話はそれますが、
この「計画が漏れてきた」という事実も、実は深い問題なのです。 
つまり、北杜市は、行政の下請け的な行政地区にのみこの計画を知らせて、
周囲の住民には、全く知せていないのです。
大泉町は、行政地区への非加入者が多く、住民の40%は非加入と言われています。 
これには、別荘は含まれていません。 新住民の多い地域では、非加入率はもっと高いはずです。
 
この天守閣計画がある行政地区の西側だけでも、7-80軒の家がありますが、地区への加入者は3軒のみ。
そんな状況でも、地区の意見だけを聞くという行政のやり方は、全く現実を無視したものなのです。
この旧態依然のやり方が、様々なところで問題を起こしているのも事実です。
話を戻します。
行政地区では、景観は個人の主観なので、景観破壊は想像できても反対できない、
更に、行政が言ってきたのだから、もう決まったも同然だ。 
だから建設に同意する意向とのことであった。 
北杜市では、行政から言われたことには、同意するのが当たり前という考えが強いのです。
ところが、県外からの移住者にとっては、まずなぜ? なぜ議論もしないで同意するの?となるから勇気づけられます。
今回も、地区からは、もう決まったも同然なので反対はできないと言われて、
周辺住民は、地区に加入していないと、全く意見を言う機会もないのかと暗澹たる気持ちになっていました。
しかし、行政に確認してみると、
「まだ申請もなく、何も決まっていない段階であり、
隣接住民の同意を貰ってくださいという状況である」ということがわかったのです。
自分たちの意見を伝える可能性があるとわかった周辺住民には、一塁の望みです。
まずは、説明を聞いて、皆で話しあいましょうという流れになり、 総合建設会社のM社から
隣接住民を中心に数人に説明がありました。 
計画を聞いて天守閣の高さなど、周囲の風景に合わない異様さが、一層明らかになっていきます。

子育て支援住宅ができましたが・・

大泉支所跡に、子育て支援住宅ができました。
八ヶ岳なので、自然に囲まれた住宅環境ができると思った人は多いのではないでしょうか。
が、見事にそんな期待は裏切られたものができました。
景観的な配慮(図書館との一体感の創出、防音防風・情操教育の面から在来樹の植樹)のほか、
八ヶ岳の自然を取り入れた計画への変更を要望しましたが、残念ながら、何もとりいれられませんでした。
s-子育て支援住宅1612 (1)
緑に見える所は、人工芝です。
理由は、予算がないから、子供が転ばないようにでした。
八ヶ岳のレリーフを壁に施す予算で、本物の芝生にできるのでは。
しかも、本物の八ヶ岳は目の前にあるのだから。
本当の芝生の上で遊ばせたいと、願っている親は多いと思うのですが・・。
芝が伸びたり、草が生えたりするのを見るだけでも、子供には自然を学ぶいい機会だと思いませんか?
 
子育て支援住宅を建てることは、すばらしいことだと思います。
しかし、どうしてこんな交通量の多い、ところに建てるのでしょうか。
しかも、八ヶ岳おろしが非常に強い場所です。 木陰もなく陽差しも照り返しも強いでしょう。
子供は本当に楽しく気持ちよく外で遊べるのかでしょうか?
ここに作るなら、安全のため、風避け、防音のために、木を植えることを考えていただきたい。
手前の土の部分に植えられたのは、ツツジなので、残念ながら、防音防風には役立ちません。
道路際や、北東や、入り口の一角に、八ヶ岳の高木を含めた在来種を植えれば、
八ヶ岳らしい自然のある住宅環境にすることも可能です。 
北杜市では3カ所に子育て支援住宅ができるそうです(須玉、大泉、白州)。
自然豊かな環境で、自然に親しめる住宅環境づくりをみすみす逃しながら進めるこの計画が、
これから建設する白州で、改善が行われることを期待するところです。