提案・調査活動

八ヶ岳の景観、なぜ美しい?

南麓の眺望景観は、本当に美しい。 欧州やカナダ有名どころと比べても、遜色ないどころか、
世界屈指の景観だと思います。
誰もが、美しいと思う南麓の風景。  それはなぜだろうか? 良好な景観になる条件は?
 ●見たいものがちょうどいい大きさにある。
   富士山、八ヶ岳がちょうどいい大きさに見える。
   そして、南アルプスの稜線がちょうど良い距離にある。
   ちょうどいい大きさとは、握り拳から手を広げた大きさなだそうです。
 ●連続性がある。
    山から森へ、そして田園風景へと広がる風景があります。
 ●統一感があること。
    森や田園の自然の営みが作る色や質感という統一感があります。
    そして、家などの人工物が、風景の中に溶け込むような色や形をしている
これらの環境が整っている八ヶ岳。 だから、すばらしい景観と言われるのだろう。
八ヶ岳南麓の景観について、中部横断自動車道に反対する団体で、話す機会がありました。
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美しい八ヶ岳の景観・自然が求められている時代にもかかわらず、
国は今なお、八ヶ岳南麓に高速道路を推し進めようとしています。
誰に聞いても、ここには高速は必要ないという住民の本音は届きません。
  
自然とはかけ離れた直線で無機質で、巨大なコンクリートの塊の高速道路は、
山並の眺望を邪魔し、やわらかな田園風景を分断し、騒音をもたらし、ここの自然と景観を壊します。

太陽光発電に対して指導の要望

9月1日に太陽光発電に関して指導要綱が施行され
要綱の目的が、今までの「円滑な発電設備の導入」から、
「景観・自然環境の保全及び地域環境との調和を図ることを目的」に変更されました。
今八ヶ岳南麓でも最も重要な観光道路に面した所(県道28号とレインボーラインの交差点)に
太陽光発電が設置され始めています。悪い景観が目に飛び込んでくる状態です。
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指導要綱では、後退と、植樹による遮蔽がいわれています。
そこで、9月14日に下記の景観改善の指導のお願いを市長宛に提出しました。
  ・事業者および土地所有者に、周辺住民に対して説明をするよう指導する。
  ・県道側のセットバックは10m、 その他隣地、道路からのセットバックは5mとする
  ・フェンスの色は濃茶色にする。
  ・発電施設全体の周囲に植樹を行い、セットバック帯のすべてを樹木による緑地化する。
  ・特に県道から見えないように、県道側の植樹については、 
    3.5m以上になる広葉樹、針葉樹の混植密植とする。
  ・歩行者の景観を確保するため、樹木が成長するまでは、板塀を施す。

設備に関する届け出の内容は、気持ちよく見せて貰えました。
ただ、疑問を持つような内容での受付でも、何ら指導はされていないようでした。
数日前に発売されたFRIDAYのなかで、北杜市長は、
「(地権者が)私有財産をどう使うのかは自由だから・・・」と言っている。
景観は、地域全体で取り組まなければならないものだと思うのですが・・・。
指導要綱と名前を変えてみても、強制力がない要綱に変わりありません。
これが効果を持つかどうかは、真剣な指導がされるかどうかです。
景観破壊の太陽光発電を規制するには、条例化が不可欠。 
北杜市には、これからも、工作物と認め規制が可能な条例化を、求めていきます。

ソーラーパネルができそう、まず何をする?

ソーラーパネルができそうな時、 なにができるかを
まとめたチラシをつくりました。
参考になれば、嬉しいです。
声を挙げて、北杜市に連絡したり、業者と話し合って、
環境に配慮、歩行者に配慮したものになるように、していきましょう。
再生可能エネルギーに反対しているのではなく、景観を破壊することなく、
誰もが心地よく暮らせる地域になることを願っています。
ソーラーパネル、目に余る勢いで増えています。
誰の口からも景観破壊だという声が発せられます。
増えすぎた太陽光パネルに、
北杜市もついに要綱を厳しくすることにしました(2015年6月議会で)。
しかし、北杜市の推進姿勢は、変わりありません。
要綱では限界があるでしょう。  
自然景観は北杜市の財産です。 
世界に誇れる自然景観が、施策の遅れで失われていくことは、非常に残念です。
一刻も早く、景観を壊すパネルの設置を規制できる条例化が必要です。
なお山梨県では、条例化を推進しています。
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提案・調査活動

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