八ヶ岳の森づくり

みんなの力で森を再生「八ヶ岳の森つくり」

森が好きな人、どなたでも歓迎!!

八ヶ岳南麓では、放置されたり充分な手入れがされてない山がたくさんあります。

「八ヶ岳の森つくり」では、そんな山林を再生して、生命力あふれる姿を取り戻し、 多種多様な生物が存在する美しい森を目指して、活動していきます。

八ヶ岳を訪れる人々に、自然に溢れた豊かな山林の姿から、自然の美しさ、尊さを体験して貰うと共に、 八ヶ岳南麓に暮らす住民も日常の生活で目にする八ヶ岳の山林が美しい景観を保つことで、 生活環境の向上に寄与できることを願っています。

森つくりは、とても小さな最初の一歩。
森の中は新鮮な空気にふかふかの大地。いろんなことが見えてくる最高の体験の場です。

是非、一緒に森つくりを考えていきましょう。

苗木の育苗

幼木の育苗 「八ヶ岳の自生種を育てよう」

八ヶ岳の自生種の苗木を育てることを始めます。 目的は持続可能な里山を目指して、里山を活用して幼木を育成することと、 八ヶ岳の樹木による景観作りです。 また、苗木はこの八ヶ岳で採れた木の実に限定して育てています。

八ヶ岳に自生する樹木を生態系に戻すことで、生物多様性の保全にも貢献しながら、 八ヶ岳らしい自然を保全し、八ヶ岳らしい景観、自然に調和した景観作りを進めていきたいと考えています。

※幼木の育苗は、「樹木を育てる会」と協働ですすめています。
 幼木のポット苗の植え方や、購入については、こちら

八ヶ岳にフットパスを(2008-2009)

フットパス作りの目的

豊かな自然と景観に恵まれた八ヶ岳南麓は、広くてなだらかな高原で、 歩くには最適の地ですが、歩く人だけの道はありません。 のんびりと自然を、景観を楽しみながら歩くことができる道、 森林の中を安心して歩くことができる道、柔らかな土の道がほしいという声は、 住民からも、訪れる人からも強くあります。

地域に昔からある「ありのままの風景」を楽しみながら歩くことができる小径(こみち)=フットパス を整備することは、自分たち自身がその地域の歴史を知り、地域への理解を深めることができます。 訪れる人は、フットパスを歩くことから、その地域を体感でき、その地域が見えてきます。 歩くことを楽しむ道「フットパスは」、長期滞在型観光地としての環境づくりからも、 歩く道「フットパス」の実現が強く求められています。

赤道をフットパスに

八ヶ岳南麓には、昔使われていた赤道(あかみち)(馬入れ)が数多くあります。 そこで、当会は、森の中に残る赤道に注目し、森のフットパスを作ることにしました。

八ヶ岳「森づくりの達人」講座(2006-2007)

”こうすればもっと良くなる八ヶ岳南麓の景観”をテーマに、
「森づくりの達人」講座を2006年から2007年の2年間にわたり開催しました。

森を楽しみながら、森の植生や「森づくり」の方法を学び、 森の恵みである間伐材や竹の利用を通して、里山が果たしてきた役割を体験する 「森づくりの達人」講座。

30-40年前まで、人々が身近に親しんできた里山を、この講座を通して、 森・里山について学び、触れて、その奥深さを実感しました。

昔から野生動物の住む「山」と、人が住む「里」を繋ぐ重要な役割を果たしてきた「里山」 ですが人が次第に里を離れ町に住むようになったため里山は次第に荒廃し、 そのことが野生動物と人の共生を難しくした一因となっています。

私たちはもう一度、里山の果たす役割を見直し、その大切さを伝えていこうと思います。

「甲斐の森」の森づくり(2008-2010)

当会では、2001年から森づくりを行って来ましたが、 2008年から、大泉町の標高1300mにある里山「甲斐の森」で森づくりを始めました。

「甲斐の森」の所有者の提案で、「甲斐の森」を当会会員の里山として、 会員が森の恵みを利用し、そのために手入れを行い、維持していく活動を行なうことになりました。
かつて、里山は暮らしと密接に繋がり、人々は暮らしに森を利用し、そのために森を整備維持 してきました。 「甲斐の森」は里山の現代市民版です。

「甲斐の森」はコナラが主体で、桜や赤松が混在し、ツツジ類も多く、 昭和30年頃の山火事以降に育った樹齢30-40年の森です。

「甲斐の森」の森づくりの方針

①広葉樹の森として、美しい森林景観を守り、育てます。
広葉樹(八ヶ岳の自生種)の雑木林をまもり、育て、次世代に伝えていく。
②湧水の涵養林としての役割を守ります。
開発で森が減り、この地の特徴である標高900~1000mにある湧水は
水量が1/3に減少していると言われ、その将来が危惧されている。
③いこいの森、楽しめる森にします。
会員が憩える、楽しめる森にする。(森林セラピー的な森)
④森の産物を活用して、“里山”としての機能を守ります。
薪・ほだ木原木・腐葉土つくり・不要な幼木の活用など森を活かし持続させる。

八ヶ岳の森に入ったことありますか?
木漏れ日、森のすがすがしさ、やわらかな土と、森ならではの楽しさがいっぱい見つかります。

気楽に、森に親しみ、森を知り、森の中で憩えるのも里山ならではの魅力です。
是非、里山「甲斐の森」に遊びにきてください。